和歌山県が企業や団体による森林保全活動を推進する「企業の森」事業に、全国でホームセンターを展開している、大阪・堺市のコーナン商事株式会社が新たに加わり、きょう(2日)和歌山県庁で調印式が行われました。
コーナン商事は、堺市西区に本社を置き、和歌山県内の21店舗をはじめ、東北から九州まで全国でホームセンターを展開しています。
そして、田辺市大塔(おおとう)地区の鮎川(あゆかわ)にある民有林1・9ヘクタールを「コーナン DIY(ディー・アイ・ワイ)の森」と名付けて、ことし(2016年)4月から10年間、西牟婁(にしむろ)森林組合に管理を委託しながら、ヤマザクラやウバメガシなどの植栽や、下草刈りなどの森林保全活動を行います。
午前11時に県庁知事室で行われた調印式は、仁坂吉伸知事と、田辺市の池田正弘(いけだ・まさひろ)副市長、コーナン商事の疋田直太郎(ひきだ・なおたろう)代表取締役社長の3人が出席して開かれました。
企業の森に参加する団体はコーナン商事で71団体目となりました。