あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が、社会貢献活動の一環として3年連続で和歌山県に30万円を寄附することになり、きょう(15日)、贈呈式が行われました。
あいおいニッセイ同和損保は自治体や団体の社会活動を支援するため、社員から1口100円で任意の募金活動をしていて、全国で、集まった募金のうち30万円が和歌山県に寄附されることになりました。
和歌山県への寄附はおととし、去年に続いて3年連続となりました。
きょう、県庁南別館で行われた贈呈式ではあいおいニッセイ同和損保の五十嵐義之(いがらし・よしゆき)和歌山支店長が和歌山県の和歌哲也(わか・てつや)危機管理監に目録を手渡しました。
和歌危機管理監は「和歌山は常に自然災害の危険に晒されていますが、犠牲者をゼロにしたいと考えています。しかし、ハード整備だけでなく、県民に安全な場所に身を置いてもらうことが大事と考えていて、今回の寄附を使って県民の安全安心を作っていきたいです」と話していました。
一方、五十嵐和歌山支店長は「防災減災に役立てていただくということで感謝しています。今後とも寄附をできるだけ長く続けていきたいと考えています」と話していました。
県では今回の寄附金を使っておよそ1万6000人分の防災啓発グッズや防災パンフレットを制作することにしています。