和歌山県健康推進課によりますと、今月（１月）７日、岩出保健所が管内の難病患者３人に、国の難病医療費助成に関する文書を郵送した際、文書を入れ違えて発送したため、病名などの個人情報が流出しました。
今月１２日にこのうちの２人から岩出保健所に「別の人の文書が送られてきた」との連絡があり、発送ミスが判明しました。
きょう（１５日）現在、個人情報の流出に関する被害などは無いということですが、岩出保健所は３人と家族に謝罪し、改めて正しい書類を配布しました。
県によりますと保健所は「職員の単純なミスだった」と話しており、監察査察課に報告して処分などを検討するとともに「文書発送の再確認徹底」と、個人情報保護や情報セキュリティに関する職場研修を行い再発防止に努めたい」とコメントしました。