海南市出身で今シーズンからサッカーJ1のFC東京に所属するディフェンダー・駒野友一(こまの・ゆういち)選手がきょう(8日)、和歌山市の野崎西小学校を訪れ、児童達とサッカーの授業を楽しみました。
駒野選手は海南市出身の34歳で、地元の大野小学校3年生の時にサッカーを始め、海南第三中学校を卒業後、サンフレッチェ広島ユースに入団し、トップチームに昇格後は主にサイドバックとして活躍しています。
そして、ワールドカップに2度出場したほか、アテネオリンピックの代表にも選ばれ、今シーズン、8年間所属したジュビロ磐田からFC東京に移籍することが決定しています。
駒野選手は、シーズンオフ期間の帰省を利用し、今回、文部科学省の事業の一環で和歌山市立野崎西小学校を訪問しました。
駒野選手は、最初に体育館で全校生徒およそ390人を相手にキックやドリブルなどを披露し、見守った児童らは歓声を上げていました。
そして、駒野選手は場所を校庭に移して小学5年生を対象にサッカー鬼ごっこや6対6のミニゲームを行いました。
駒野選手は、児童らに柔らかいパスを出して何度もシュートチャンスを作ったほか、時には本番さながらのスピードでドリブルをし、ゴールを決めて児童を驚かせていました。
授業で駒野選手と一緒にプレーし、自身もサッカーをしている小学5年生の杉本龍紀(すぎもと・りゅうき)くんは「ドリブルやパスが上手いと思いました。駒野選手のようにドリブルやパスを繋ぐところを自分にも生かしたいです」と話していました。
また、駒野選手は「児童たちが楽しんでくれたので良かったです。和歌山県から一人でもサッカー選手が出ればいいと思います。」と話していました。