和歌山市内のほとんどの小学校で、きょう(6日)始業式が行われ、冬休みを終えた児童らが元気に登校しました。
和歌山市立高松小学校の始業式では、およそ450人の全校児童が体育館に集まり、校歌を歌って友達や先生との再会を喜びました。
3学期の始まりのあいさつをした西川厚子(にしかわ・あつこ)校長は、申(さる)年にちなんで「見ざる 言わざる 聞かざる」の「三猿(さんえん)」の故事を紹介し、「見ざる 言わざる 聞かざるとは、人が不快に思う悪口や噂を戒(いまし)めるための基本です。しかし、考え方を変えれば、人の良いことや優れたことをどんどん見つけて、自分の本当の気持ちをしっかりと主張し、他人の意見に十分耳を傾けることが大事とも受け取れます」と話し、児童らに物事の本質を見極める大切さを訴えました。
2年生の児童らは「生石(おいし)高原に行った」「大阪のお婆ちゃん家に遊びに行った」「釣りをしてきました」などとお正月の思い出を次々に語り、3学期のスタートを喜んでいました。