官公庁や多くの企業などで、きょう(4日)仕事始め式が行われ、和歌山県庁の仕事始め式は県民文化会館大ホールで行われました。
仁坂吉伸知事が新年の訓示を行い、高野山開創1200年大法会や紀の国わかやま国体の成功など、華やかだった去年を振り返りながら、元日に起きた大津波のメール誤配信問題について触れ「全国に先駆けて和歌山県が始めたシステムで誤報を出してしまい、県民や防災関係者に大変迷惑をかけてしまいました。油断してはいけないことを教訓として受け止める一方で、前進も忘れてはいけない」と述べ奮起を求めました。
そして、医務課副主査の高畑康成(たかはた・やすなり)さんが職員を代表して「少子高齢化や人口減少など様々な課題がありますが、去年、県民総参加で取り組んだ国体成功から得た自信と誇りを原動力に、知事のリーダーシップのもとで一層全力で取り組みます」と決意を述べました。