和歌山放送が展開している募金活動「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」の通りゃんせ基金で設置した100基目の音の出る信号機が、きょう(24日)和歌山市園部の交差点で稼働しました。
新たに音の出る信号機が設置されたのは、和歌山市園部の県道粉河加太線・鳴滝東交差点の歩行者用信号です。
鳴滝東交差点は紀の国わかやま国体、紀の国わかやま大会の開催で道路の拡幅された新しい交差点です。
きょう正午、県警・交通規制課の警察官や、和歌山放送のスタッフがスイッチを入れ、歩行者用信号機に設置されたスピーカーから「カッコウ」と「ピヨピヨ」の2種類の音声が流れました。
和歌山県警察本部によりますと、ことし3月末現在、和歌山県内の「信号機のある交差点」に占める「音の出る信号機」の設置率は20・5%で全国1位となっています。この設置率は、全国平均の2倍以上と高く、20%を超えているのは、全国で和歌山県だけとなっています。和歌山放送など全国11局のAMラジオ局は、共同でラジオ・チャリティー・ミュージックソンを展開して、番組を通じて「通りゃんせ基金」への募金を呼びかけ、音の出る信号機の設置や、障害者施設への教育機器の寄贈などに役立てられています。