3年前、和歌山市に住む高齢の女性が、架空の社債購入を持ちかけられ、5500万円を騙し取られた特殊詐欺事件で、和歌山地方検察庁は詐欺の疑いで送検された神戸市の65歳の男性を不起訴にしました。
神戸市西区大沢の65歳の無職の男性は、2012年4月、和歌山市の女性に、高額な配当金をうたった架空の社債購入のパンフレットを送りつけ、その年の5月から7月にかけて6回にわたり、レターパックであわせて現金5500万円を郵送させて騙し取ったとして今月1日に逮捕されました。
和歌山地検は不起訴の理由を明らかにしていません。