梅雨前線や湿った空気の影響で和歌山県内は早朝から一部で強い雨が降っていて、山間部の県道などでは、土砂崩れが発生するなど影響が出ています。
和歌山県や気象台によりますときょう(6日)午前5時前までの一時間に田辺市栗栖川で38ミリのまとまった雨が降ったほか、護摩壇山では
午前11時頃までの1時間に31ミリの雨量を記録しました。
護摩壇山では3日間の雨量が500ミリを超え、72時間雨量としては7月の観測史上最高の雨量を観測しました。
この雨の影響で、紀勢道の南紀田辺インターと上富田インターの間で土砂崩れがありこの区間が通行止めになっているほか、山間部の県道などで土砂崩れや冠水しているところがあり通行止めになっているところがあります。
また県によりますと、県南部の河川では増水しているところがあり南部川、切目川、印南川で氾濫注意情報を発表し、注意を呼び掛けています。
交通機関にも影響が出ていて、南紀白浜空港と東京の羽田空港を結ぶ日本航空の上下それぞれ2便が欠航しました。
関空道の泉佐野インターと関西空港インターの間で強風のため昼過ぎから通行止めになっていましたが2輪車を除いて通行止めが解除されています。
またJR西日本と南海電鉄の空港線もりんくうタウン駅と関西空港駅間で運転を見合わせましたが、運転を再開しています。