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令和2年分路線価・海南・御坊・湯浅で下落

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相続税や贈与税の算定基準となる、ことし(2020年)の路線価が発表されました。和歌山県内7つの税務署管内の最高路線価は、和歌山・田辺・粉河(こかわ)・新宮(しんぐう)は横ばいとなりましたが、海南(かいなん)・御坊(ごぼう)・湯浅(ゆあさ)は下落しました。

路線価は、ことし1月1日現在の地価公示価格や、売買実績例、不動産鑑定士の鑑定評価額などを参考に国税庁が発表しています。

1平方メートルあたりの路線価は、和歌山税務署管内では、和歌山市友田町(ともだちょう)5丁目のJR和歌山駅前で、去年(2019年)と同じ36万円でした。

田辺税務署管内では、去年と同じく田辺市新万(しんまん)で、路線価は去年と同じ9万4千円でした。

粉河税務署管内では、岩出市中迫(なかぶさ)の国道24号備前(びぜん)交差点付近で、路線価は去年と同じ7万9千円、

新宮税務署管内では、新宮市新宮のオークワ新宮仲之町店(しんぐうなかのちょうてん)前で、路線価は去年と同じ6万6千円でした。

一方、海南、御坊、湯浅の各税務署管内ではいずれも去年より下落しました。

最も変動率が高かったのは、海南税務署管内の海南市名高(なたか)の中央通りで、去年より3・6パーセント、額にして3千円下落し、1平方メートルあたり8万円でした。

また近畿2府4県の平均は、京都が3・1%の上昇、大阪が2・5%の上昇ですが、兵庫が0・1%の下落、奈良が0・3%の下落、滋賀が0・1%の下落、そして和歌山が1・1%の下落となっていて、上昇幅が大阪が去年より0・6ポイント拡大し、京都は横ばい、下落幅は和歌山と滋賀が縮小、奈良が横ばいで、兵庫は去年の横ばいから減少に転じています。

全国の路線価は、きょう(7月1日)から国税庁のウェブサイトで見ることができます。


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