野球部の指導、育成に貢献した監督や責任教師を表彰する日本高等学校野球連盟の今年度の「育成功労賞」に、和歌山県高校野球連盟の元理事長で、日本高校野球連盟理事の中村尚登(なかむら・ひさと)さんら49人が選ばれました。
中村さんは、県立桐蔭高校時代にエースとして活躍、大学卒業後は県立和歌山高校などで監督を務め、選手の育成・指導にあたったほか、県立和歌山商業高校では部長として2007年の第79回選抜高校野球大会に出場しました。2008年、和歌山県高校野球連盟の理事長に就任、和歌山県高校野球連盟副会長、日本高校野球連盟評議員などを経て、現在は日本高校野球連盟の理事を務めています。
中村さんは、「選手や選手の父母、学校関係者ら皆さんのおかげで賞をいただくことができ、ありがたいです」と喜びを語りました。
受賞者49人のうち、和歌山県をはじめ、福島、東京、石川、広島、高知、佐賀の7都県の8人は、この夏の第102回全国高校野球選手権大会期間中に甲子園球場に招待される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となったため、来年の第103回大会に招待され、紹介されるということです。