新型コロナウイルスの影響で分散登校となっていた和歌山県内のほとんどの学校で、きょう(15日)から通常授業が再開されたことを受け、公益財団法人・大桑教育文化振興財団が、感染症対策に役立ててもらおうと、県教育委員会にアルコール洗浄ハンドジェル1万本を寄贈しました。

宮﨑教育長(左)に目録を手渡す大桑理事長(右)(6月15日・和歌山県庁南別館)
きょう午後、県庁南別館に大桑教育文化振興財団の大桑弘嗣(おおくわ・ひろつぐ)理事長らが訪れ、県教育委員会の宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長に目録を贈呈し、宮﨑教育長からは大桑理事長に感謝状が贈られました。
大桑理事長は「きょうから通常授業が再開されるにあたり、子どもたちの安全に役立てて欲しい」と話しました。
宮﨑教育長は「通常授業の再開を心待ちにしていた。加えて、今回のハンドジェルの寄贈はさらに安心をもたらすもので大変有難い」と感謝の気持ちを述べました。
寄贈されたハンドジェルは1本500ミリリットル入りのポンプ式で、県教育委員会では、県立学校をはじめ、県立博物館や県立近代美術館などの社会教育施設に配分することにしています。