先月(5月)行われた御坊市長選挙に立候補して無投票で初当選した三浦源吾(みうら・げんご)市長がきょう(6/11)、初めて市役所に登庁し、職員を前に、「笑顔あふれるまちづくりを目指す」と決意を語りました。
三浦市長は、7期28年にわたって首長を務めた柏木征夫(かしわぎ・いくお)前市長が勇退を表明した5月17日告示の御坊市長選挙に立候補し、無投票で初当選を果たしました。
きょう午前9時に御坊市役所に初登庁した三浦市長は、職員や支持者らおよそ100人の出迎えを受け、1階の玄関ロビーで花束を受け取りました。
そして、午前9時半から市役所5階の会議室で開かれた初登庁式では、職員を代表して龍神康宏(りゅうじん・やすひろ)副市長が挨拶し、「市長が公約として掲げる、健康で明るく楽しく前向きに、笑顔あふれるまちづくりを実現するため、全力でサポートします」と話しました。

龍神副市長(右)から歓迎の言葉を受ける三浦市長
これを受けて、三浦市長が、係長級以上の職員およそ90人を前に挨拶し、「災害の犠牲者ゼロを目指して市民の生命と財産を守るまちづくり」など5つの視点からのまちづくりを、職員ととともに進めていく考えを示しました。

職員を前に挨拶する三浦市長
その上で、三浦市長は、「柏木市長が進めてきた現実で着実な持続可能な財政運営に取り組み、絶えずアンテナを張り廻らせて国や県の施策を活用し、周辺の町とも連携しながら、市民との協働による街づくりを推進していきたい」と話しました。
このあと、市長室のイスに座った三浦市長は、「あらためて市民の皆さんの期待と市長としての使命と責任の重さをひしひしと感じています。精一杯、がんばっていきたい」と話していました。

市長のイスに座る三浦市長
また新型コロナウイルス関連の経済対策については、今後、検討し、御坊市議会の6月定例会に提案する考えを示しました。