年賀状配達の出発式が、元日のきょう(1/1)、和歌山市の和歌山中央郵便局で行われ、赤いバイクに乗った配達員が、郵便局をあとにしました。
午前7時40分から開かれた出発式では、石橋守(いしばし・まもる)局長が、配達員を前に「令和最初の配達で、例年以上に楽しみに待っている人が多くいると思います。一通でも多く元旦に届けられるよう年末ギリギリまで局員一丸となって作業し、きょうを迎えました。笑顔を添えて配達してきてください」と激励しました。
このあとテープカットが行われ、来賓として出席した和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長らが拍手をおくる中、号令を合図におよそ40台の配達用バイクが令和最初の年賀状配達に出発しました。
日本郵便近畿支社によりますと、元日のきょう、和歌山県内で配達される年賀状は、去年(2019年)をやや下回る1134万通です。
年末に預かった郵便物を翌年の元日以降に届ける年賀郵便特別取り扱いは、1900年に始まり、今年で120年目となります。
また、年賀はがきがお年玉付きとなったのは1950年からで、今年の当選番号の抽選は、今月(1月)19日に行われます。