那智勝浦町(なちかつうらちょう)の世界遺産・那智の大瀧と、青岸渡寺(せいがんとじ)の三重(さんじゅう)の塔が、大みそかのあす(31日)の夕方から元日(1月1日)の夜明けにかけてライトアップされます。
これは、熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」の世界遺産登録15周年を記念して行われる取り組みです。
ライトアップはあすの夕方から始まり、滝の下の飛瀧(ひろう)神社から見上げるライトに照らされた荘厳な雰囲気の那智の大瀧を堪能できます。
また、熊野那智大社に隣接する青岸渡寺の鐘楼堂(しょうろうどう)では除夜の鐘が鳴らされ、日没から元旦にかけてライトアップされた朱色の三重の塔が、新年の到来を告げます。