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和歌山市民の台所「七曲市場」正月前に賑わう(写真付)

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お正月を前に、和歌山市民の台所・和歌山市東長町の七曲市場(ななまがりいちば)では、きょう(12/29)、威勢の良い商店主の声が響く中、訪れた買い物客が、正月用の新鮮な食材を買い求めていました。

創業100年の「鮮魚うおこ」

このうち、野菜や果物を販売する「阪眞(さかしん)商店」では、三代目の阪本眞次(さかもと・しんじ)さんが白菜や大根、ニンジンやシイタケなどを買い物客に勧めていました。

戦後すぐに商売を始めた「阪眞商店」

阪本さんは「雑煮に欠かせないマナや赤ニンジンなどのほか、鍋ものに使う白菜やシイタケなどが売れ筋です。令和になっても売り上げは横ばいですが、来年は、がんばってよくなるようにするので、どんどん買いに来てください」と呼びかけていました。

50年間、味を守り続けている「惣菜のマルイチ」

七曲市場には、精肉店や鮮魚店、おせち料理のお重にそのまま詰められる惣菜を販売する店などがあり、勝浦産のメバチマグロや天然のぶり、焼き鯛をはじめ、丹波の黒豆や栗きんとんが売れ筋で、お昼までに品切れになる商品もありました。

10年来、毎年、買い物に来ているという和歌山市の40歳代の女性は、「正月のなべ料理のお肉や、お雑煮に使う青味(あおみ)大根とニンジンなどを買いました。鮮度がよく、専門店が並んでいるので、毎年、買いに来ています」と話していました。

おもちを販売する「菊水堂」

パンや和菓子販売の菊水堂を経営する七曲市場の高垣善行(たかがき・よしゆき)理事長は「市場の良いところは、お客さんが買い物に来て普段の悩み事などを話せるところ。会話を楽しみに来てくれるお客さんもたくさんいます。店の前にベンチを置いているので、皆さんもぜひ買い物に来てください」と話していました。

七曲市場は、大みそかのあさってまで営業します。


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