東大阪市の花園ラグビー場で開催されている第99回全国高校ラグビー大会に和歌山県代表として出場している近畿大学附属和歌山高校はきょう(28日)、三重県代表の朝明(あさけ)高校と1回戦で対戦しましたが、36対5で敗れ、花園初勝利はなりませんでした。
前半3分、先制トライを許した近大和歌山は、10分と17分にもトライを許し、17対0とリードを奪われます。これに対し25分、敵陣22メートル右中間のラックから桑原(くわはら)のキックパスを藤本(ふじもと)が受け取り、左隅にトライ。17対5と反撃しますが、その後もトライを許し、22対5で前半を終了します。
ことし7月に長野県で開催された「第6回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会」では、24対17で朝明を破っている近大和歌山ですが、きょう(28日)は、平均体重で10キロ以上の差をつけ、フィジカルで優位に立つ朝明フォワード陣の前に得意の展開力を生かすことができません。
近大和歌山は、結局36対5で敗れ、花園初勝利はなりませんでした。