和歌山県更生保護女性連盟による「愛の物資」の贈呈式が、きょう(20日)午後、和歌山市の和歌山保護観察所で開かれ、生活物資などが県内の刑務所や少年鑑別所などに贈呈されました。
これは、県更生保護女性会の会員およそ2300人が、地域の人々の協力で集めた善意の品物を県内の刑務所や少年鑑別所などに贈っているもので、1980年(昭和55年)から毎年行われています。
午後1時半から、和歌山市二番丁(にばんちょう)の和歌山保護観察所で行われた贈呈式では、県・更生保護女性連盟の石谷秀子(いしたに・ひでこ)会長が、和歌山刑務所や和歌山少年鑑別所などの施設をはじめ、和歌山ダルクや県BBS連盟といった更生支援団体の代表らに、タオルや石けん、衣類など「愛の物資」の目録を手渡しました。これを受け、物資を贈呈された各団体の代表者がお礼を述べました。
物資は、出所後、保護観察になった人や、保釈された人らの立ち直り支援に役立てられます。