先月(11月)九州の宮崎市内の海岸で溺れていた50代の女性を救助したとして、和歌山県職員の男性2人に、宮崎県警察本部から感謝状が贈られることになりました。
感謝状が贈られるのは、県土整備部・建築住宅課の尾髙伸一郎(おだか・しんいちろう)主査38歳と、西牟婁(にしむろ)振興局・農林水産振興課の中谷勇紀(なかたに・ゆうき)主査43歳の2人です。
県・人事課によりますと、尾髙主査と中谷主査は、先月(11月)3日と4日に宮崎市で開かれた「全国自治体サーフィン選手権大会」に出場しました。翌5日、2人が宮崎市内の海岸にいたところ、50代の女性が溺れているのを発見し、海岸に引き上げてバスタオルを掛けるなど応急処置をして救急に引き継ぎました。女性は体温が低下していましたが、一命を取り留めました。
宮崎県警・宮崎北警察署は、尾髙主査と中谷主査の行動が女性の命を救ったとして、今月(12月)23日、宮崎北警察署で2人に感謝状を贈ることになったものです。
和歌山県も、2人に顕著な善行(ぜんこう)があったと認定し、今月25日、県庁の正庁(せいちょう)で職員特別優良表彰を授与します。