世界遺産・高野山の玄関口、南海電鉄の高野山駅で、きのう（１４日）、ケーブルカーの巻き上げ機の見学会が開かれ、子どもたちが目を輝かせて眺めていました。
見学会は、親子向けツアーに組み込まれたもので、およそ３０人が訪れ、駅の地下室でモーターの音が響く中、子どもたちは太さ５センチ、長さおよそ１０００メートルの鋼鉄製のワイヤーロープが、直径４メートルの巨大な滑車に巻かれていく様子を眺めていました。
大阪･堺市から訪れた小学２年の男の子は「すごくデカかった。ケーブルの秘密を知ることができて楽しかった」と話しました。
高野山ケーブルカーは、南海高野線の極楽橋駅と山の上にある高野山駅の高低差３２８メートル、急勾配のおよそ８００メートルを５分ほどで結んでいて、今年３月に新型車両が導入されました。