3大流星群の一つ「ふたご座流星群」を観察するイベントが、昨夜(13日)紀美野町で開かれました。
紀美野町観光協会では、みさと天文台などの協力を得て、夏や冬の流星群が見られる時季にあわせた観望会を開いています。
昨夜(13日)は、紀美野町文化センターで午後5時から10時ごろまでイベントが行われ、親子連れらが屋外の広場にシートを敷いて仰向けに寝そべり、談笑しながら夜空を眺めていました。昨夜の紀美野町は雲が多い上に月が明るく、目当てのふたご座流星群を多く見ることはできませんでしたが、参加者は、雲のすき間に見え隠れする月を天体望遠鏡で観察するなどもして楽しんでいました。
また、天文学者で和歌山大学観光学部の尾久土正己(おきゅうど・まさみ)教授が太陽の温度や星としての明るさ、「次に和歌山で見られる日食は、2095年の金環日食であること」など、太陽と月について解説し、冬空の下、集まった人が熱心に聴き入っていました。