年末恒例のロボットの祭典「きのくにロボットフェスティバル2019」が、あす(15日)御坊市薗(ごぼうし・その)の御坊市立体育館で開かれます。
これは、子どもたちに「ものづくり」の楽しさを実感しながら交流を深めてもらおうと、和歌山県や県教育委員会、和歌山高専、地元の商工会議所などによる実行委員会が、2007年度から毎年この時期に開いているものです。
13回目となる今回は、県の内外の予選と海外の予選をそれぞれ勝ち抜いた小・中学生がロボットの性能や操作技術を競う「全日本小中学生ロボット選手権」や、県内5つの工業系高校の生徒による「きのくに高校生ロボットコンテスト」が行われます。
このほか、ことしの全国高専ロボコンの入賞チームや、企業によるロボットのデモンストレーションもあり、レベルの高いロボットの動きを楽しめます。
また会場には、高校生によるプログラミングロボットや、小・中学生による発明といった展示スペース、飲食物の販売ブースも設けられます。
実行委員会では「ロボットの甲子園・御坊に、全国から沢山の人々が子どもたちを応援しに来ます。ことしもぜひ盛り上げて欲しい」と来場を呼びかけています。
「きのくにロボットフェスティバル2019」は、あす午前9時20分から午後4時まで、御坊市薗の御坊市立体育館で開かれます。入場は無料です。