Quantcast
Channel: WBS和歌山放送ニュース
Viewing all articles
Browse latest Browse all 16747

西和佐小学校でジビエのポトフづくり(写真付)

$
0
0

和歌山特産のジビエ肉を使ったポトフづくりが、きょう(9日)和歌山市立西和佐(にしわさ)小学校で行われ、5年生の児童30人が腕を振るいました。

味村さん(左)とポトフの味見をする児童(12月9日・和歌山市立西和佐小)

これは、県内の子どもたちに県内産食材の魅力や食に対する感謝の気持ちを伝えようと、2017年度から、和歌山県が小・中学校の給食にイノシシやシカの肉「ジビエ」を提供するとともに、シェフによる出前授業を行っています。

きょう午前、西和佐小学校の家庭科室で、5年B組の児童30人が、和歌山市のフランス料理店「JOY味村(ジョイみむら)」のオーナーシェフ・味村正弘(みむら・まさひろ)さんの指導で、鹿肉とイノシシ肉のソーセージを使った西洋風おでん「ポトフ」づくりにチャレンジしました。

ポトフを味わう児童

児童らは、味村さんの手本を見ながら、パプリカやたまねぎ、大根を包丁で刻み、鍋で沸かしたお湯にコンソメを溶かして、ジビエのソーセージと一緒に煮込みました。およそ1時間で鍋一杯のポトフが完成し、児童たちは「ジビエ肉めちゃくちゃ美味しい」などと歓声をあげ、味わっていました。

完成したポトフ

味村さんは「ポトフは素材の味が素直に出る料理。和歌山はジビエ肉の宝庫です。地元の子どもにもっと知ってほしい」と話していました。

県・畜産課の池田晴佳(いけだ・はるか)副主査は「食育と農業の食害被害の周知のほか、いのちを頂く感謝の気持ちを伝えたい」と意義を語っています。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 16747

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>