子育ての宮として信仰されている串本町田原の木葉(このは)神社できのう(12/1)、子どもの成長や五穀豊穣を願う「ねんねこ祭り」が行われ、頭におひつをのせた「ご飯持ちみこ」を先頭に、神職らおよそ30人の行列が境内を練り歩きました。
みこを務めたのは、串本町在住の小学2年、矢口紅朱(やぐち・くれあ)さん8歳で、午前7時頃、米と餅、サカキが入ったおひつを頭にのせて登場し、宮司が鈴を一降りして鳴らすごとに、ゆっくりと一歩ずつ進みました。
行列は、1時間ほどかけておよそ150メートルを移動し、謡拝所で朝日を拝みました。
社殿では、子どもたちが「ねんねこ、ねんねこ、おろろんよ」と子守唄や舞を披露する神事もありました。