詩や短歌、古典作品などを暗記して朗読し、その表現力などを競う「日高地方子ども暗唱大会」がきょう(30日)、御坊市で開かれました。
この大会は、日高地方の小学生を対象に、美しい日本語の再発見と子どもたちの健全育成を願い、御坊ライオンズクラブが開いたもので、今回で9回目です。
御坊市の市民会館で開かれた大会には、個人による暗唱の部に22人と、グループによる群読の部に10チームが参加し、文芸作品の一部またはすべてを情感豊かに表現しました。
審査の結果、個人による暗唱の部では「ぼくのこえがきこえますか」を暗唱した、御坊小学校5年の木戸綾音(きど・あやね)さん、グループによる群読の部では「広島から平和への誓い」を群読した藤田小学校6年の小池奏空(こいけ・そら)さん、林美早季(はやし・みさき)さん、京保春佑(きょうぼ・しゅんすけ)さんのグループが優秀賞を受賞しました。