世界中の絵本とともに、絵本を読んだ子ども時代を振り返る展示会「絵本とわたしの物語展」がきょう(11/27)から田辺市のガーデンホテルハナヨ・アリーナで始まり、オープニングセレモニーが行われました。
これは、創価学会が取り組む活字文化の振興の一環として、創価学会「絵本とわたしの物語展」田辺展実行委員会が主催したもので、初日のきょうは、午前10時からオープニングセレモニーが行われ、木下太一(きのした・たいち)実行委員長のほか、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事ら来賓がテープカットをして開会を祝いました。
展示は、3つのエリアから構成されていて、「あなたの知らない絵本の世界」のエリアでは、「赤ずきん」や「3匹の子ブタ」といった子どもから大人まで馴染みのある絵本に、パロディ版など、いろいろなストーリーがあることを紹介しているほか、日本の昔話や、アートを楽しめる絵本など、およそ600冊の絵本やしかけ絵本が並び、実際に手に取って読むこともできます。
また、「よみがえるわたしの物語」のエリアでは、今の大人が子どもだった昭和や平成の時代を象徴する生活用品やおもちゃが並び、年表とともにそれぞれの時代を振り返ることができます。
さらに「体験・参加コーナー」では、「花咲(はなさ)かじいさん」と「おやゆび姫」の世界を「バーチャル・リアリティ」で疑似体験したり、「不思議の国のアリス」の世界を再現したトリックアートで写真撮影を楽しむことができます。
きょうのセレモニーで、木下実行委員長は、「いまや絵本は、こどもだけでなく、大人も楽しめるものになっています。こどもから高齢者まで幅広い世代が、読んで、語って、参加して、交流を深めてください」と挨拶しました。
「絵本とわたしの物語展」は、来月(12月)1日まで午前10時から午後8時まで、田辺市のガーデンホテルハナヨ・アリーナで開かれています。入場は無料です。