和歌山市は新しい市民会館の名称を公募で和歌山城ホールとすることを決め、それに関する使用規定などを来月2日に開会する和歌山市議会の12月定例会に提案します。
和歌山市によりますと新しい市民会館は旧伏虎中学校跡地に今年夏から建設が進められています。
市では公募で会館の名称を募集していましたが350人余り660点の応募の中から審査会を開き和歌山城ホールに決めました。選考の理由について市では、和歌山城の前に開設されるホールで、県外からの人にも場所がわかりやすいネーミングだとしています。
市では今月2日開会する市議会の12月定例会で新しい会館の名称の承認を得るとともに、使用規定など関連議案を提案することにしています。
また12月定例会には補正予算案や条例案件など23の議案を提案することにしています。主な補正予算案では、来年度に和歌山南インターチェンジ近くに大規模災害時の緊急消防援助隊員の活動拠点を整備したり消防署の岡崎出張所を移転する費用などを債務負担行為として11億余りを提案するほか、隣接する東部コミュニティーセンターの駐車場を同時に整備する費用なども債務負担行為として提案します。
和歌山市議会ではきょう(25日)議会運営委員会を開き、これら議案などを審議する12月定例会を来月(12月)2日から20日までの日程で開会することを申し合わせました。