早生みかんの収穫の最盛期を迎えた湯浅町できょう(23日)、「みかん狩りツアー」が行われ、親子連れがみかん狩りを楽しみました。
このツアーは、和歌山や大阪、奈良でスーパーマーケットを展開する松源(まつげん)が食育活動の一環として毎年主催しているもので、ツアーには、県内外から抽選で選ばれた20組、42人の親子が参加しました。
湯浅町吉川(よしかわ)のみかん農園では、到着した一行を前に、松源の農産課バイヤー貝戸克也(かいと・かつや)さんが「今が旬のみかんを自分で収穫して食べていただき、とれたての味を一度、味わってください」と挨拶しました。
そして、農園のオーナーの池田和貴(いけだ・かずき)さんからミカンを収穫するときの注意点や美味しいみかんの選び方などを聞いた後、さっそくたわわに実ったミカンを収穫し、その場で皮を剥いて食べたり、箱詰めしてお土産にするなどして、みかん狩りを楽しみました。
和歌山市内から親子で参加した女性は、「普段なかなか体験できないことなので楽しいです」と話していました。
一行はこのあと、湯浅町の醤油蔵を見学し、有田市内の温泉を楽しんで帰路につきました。