白浜町はきょう(21日)役場の金庫から公金などおよそ55万円を盗んだとして窃盗容疑で書類送検された27歳の男性主査をきのう(20日)付けで懲戒免職にしたと発表しました。
白浜町によりますと、この主査は今年(2019年)9月20日の夜、総務課の金庫から公金や職員から預かっていた保険料など55万6千円を盗んだもので、翌日未明に金を金庫に戻そうと登庁したところを宿直員に見つかりました。
白浜町が警察に被害届を提出し、今月(11月)18日書類送検されました。
町の聞き取り調査で、主査は2017年8月と2018年3月にも当時配属されていた町教育委員会で事務を担当していたスポーツ団体の口座通帳が一部が黒く塗り消されていて、一時50万円が盗まれていたこともわかりました。盗んだ金は全額返金されていましたが、「金に困っていた」と話しているということです。
白浜町の井澗誠町長は「町民に心からおわびします。信頼回復に努めます。」というコメントを発表しています。