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大桑文化奨励賞・表彰式 和市で開催(写真付)

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文化や芸術分野での活躍が期待される和歌山県在住や出身の人材を表彰する、今年度(2019年度)の「大桑文化奨励賞」の表彰式が、きょう(11/19)、和歌山市のホテルで開かれ、女性イラストレーターと男性漫画家の2人が受賞しました。

賞状を受け取るイラストレーターの助野さん

大桑文化奨励賞は、和歌山市に本社のあるスーパーマーケット大手のオークワを創業した故・大桑勇(おおくわ・いさむ)さんが大学への進学希望者の経済的支援や、芸術や文化の分野で活躍が期待される人材育成のため、1993年に設立した大桑教育文化振興財団が、毎年表彰しているものです。

表彰式の様子(2019年11月19日・アバローム紀の国で)

今回は、和歌山県発行の移住マンガ「わたしの和歌山ぐらし」の作者で、毎日新聞に、イラストと文章を連載している紀美野町在住のイラストレーター、助野梓(すけの・あずさ)さんと、ニュース和歌山など新聞や雑誌にマンガを長期連載し2010年から文化庁の文化交流大使としてマンガを通した国際交流活動に取り組んでいる海南市出身の漫画家、いわみせいじさんの2人に、大桑文化奨励賞が贈られることになりました。

きょう午前10時から、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれた表彰式で、大桑文化財団の小田章(おだ・あきら)理事から表彰状と50万円の目録が贈呈されました。

このあと行われた受賞者による講話で、助野さんは、「今後も和歌山の魅力を書いていきたいし、まだ描(か)いた経験のない絵本の出版を目指したい」と抱負を語りました。また、いわみさんは、「非常に名誉なこと」と話し、即興で小田理事の似顔絵を描いて、会場から盛んな拍手を受けていました。

小田理事の似顔絵を描くいわみさん

ほぼ完成・・・

式典では、このほか、串本町古座の古座獅子舞保存会と田辺市東陽の田辺祭保存会の2つの無形民俗文化財を保持する団体にそれぞれ50万円の目録が贈られたほか、和歌山県内にあるあわせて10の幼稚園や小中学校、高校に、それぞれ10万円から50万円の図書目録が寄贈されました。

また奨学金制度では、今年度、53人の大学生と、高校に通う6人のスポーツ選手に1人月額3万円が給付されます。


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