近畿2府4県の議会議員が議会の活性化や地域の課題などについて議論を深める「近畿6府県議員交流フォーラム」が、きょう(18日)和歌山県庁で開かれました。
これは、近畿圏の議会議員が議会やそれぞれの地域に共通する課題について議論し、連携を深めようと毎年2府4県の持ち回りで毎年開かれていて、16回目となることし(2019年)は和歌山県がホスト県となり、近畿2府4県からあわせて38人の議員が参加しました。
フォーラムは午前11時半から県議会議場で開会し、和歌山県議会の森礼子(もり・れいこ)副議長が「地方の時代と叫ばれて久しいが、自然災害や人口減少、IR誘致を含めた大阪・関西万博の成功、AIやIoTによる働き方改革など地方議会の果たす役割が大きくなっている。きょうは様々なテーマで活発に議論を深めたい」とあいさつしました。
このあと、地方自治、観光・文化、防災のテーマで分科会が開かれ、有識者のコーディネートのもと、参加者がそれぞれの地域の実例や課題を交えて意見を交換しました。このうち地方自治の分科会では、同志社大学大学院の新川達郎(にいかわ・たつろう)教授らを中心に、議会の監視機能の強化と活性化などについて話し合われました。