「第30回日本ウミガメ会議みなべ大会」がきょう(11/15)から3日間の日程でみなべ町で始まりました。
これは、日本ウミガメ協議会などが主催するもので、初日のきょうは、全国からおよそ70人が参加し、本州有数のアカウミガメの産卵地であるみなべ町の浜で、ふ化する確率の調査を体験したり、ウミガメの解剖を見学したりしました。また、参加者が、浜の2ヶ所を掘って砂の中に残された卵の残骸を取り出すと、ふ化していない卵がたくさんあることがわかりました。
参加した愛知県美浜町の水族館「南知多ビーチランド」でウミガメを担当している都築(つづき)ななえさん27歳は、「初めてのことばかり。現場で生かせる体験ができた」と話しました。
あす(11/16)とあさって(11/17)は、保護活動の関係者や研究者らおよそ300人が集い、ウミガメの誤飲や誤食の事例をもとに、ウミガメのごみを考えるシンポジウムなどを開きます。