江戸時代の安政の南海地震で発生した津波から村人を救った偉人、濱口梧陵の出身地として知られる広川町の稲むらの火の館であす(11/16)とあさって(11/17)の2日間、地元の小学生が「こども梧陵ガイド」を務めます。
これは、広川町立広小学校の6年生が、総合的な学習の時間に、関西大学社会安全学部の近藤誠司(こんどう・せいじ)准教授と龍谷大学政策学部の石原凌河(いしはら・りょうが)准教授のゼミの学生から指導を受けて濱口梧陵に関するクイズを作り、稲むらの火の館の来館者に出題するもので、2016年から行われています。
今年も、あすとあさっての2日間、広小学校の6年生およそ20人が、来館者に梧陵にまつわるクイズを出題します。
稲むらの火の館には、両日とも多くの団体客が訪れる予定で、子どもたちは、「勉強する中で、世界中で津波が発生していることを知った」「当日は、はっきりとした大きな声で伝えたい」「梧陵さんが広川町を守ったことをたくさんの人に知ってもらいたい」と意気込んでいます。
「こども梧陵ガイド」は、あすとあさっての2日間、いずれも午前10時から午後3時まで広川町の稲むらの火の館で行われ、広小学校の6年生が、館を訪れた人たちに梧陵にまつわるクイズを出題してふるさとの偉人や津波の恐ろしさを紹介します。