和歌山市で２年後の２０２１年４月に開学を予定し準備を進めている和歌山リハビリテーション専門職大学について文部科学省は、このほど大学などの設置に関する大学設置・学校法人審査会に設置を諮問しました。計画によりますとこの専門職大学は和歌山市に本部のある響和会が和歌山市立図書館の跡にリハビリテーション部門の理学療法士や作業療法士を養成する１学部２学科の新設を求めているもので、定員はあわせて８０人です。
和歌山リハビリテーション専門職大学をめぐっては当初来年（２０２０年）４月の開学を目指し、準備を進め、文部科学省に設置を申請していましたが、カリキュラムが不十分だったため先月（１０月）までに申請を取り下げていました。そして今回、２年後の２０２１年４月の開学を目指して改めて申請書を提出しました。
これを受けて文部科学省はこの専門職大学についてこのほど大学設置・学校法人審査会に新設を諮問しました。
設置者の響和会は２年後（２０１２年）の開学を目指し、引き続き準備を進めていくとしています。地元の和歌山市では引き続き開設を支援する立場で、既に組んでいる校舎の改築費用の一部を負担するための予算の執行については今後の設置者側の動きを見ながら対応することにしています。