国税の申告と納税、それに学校での租税教育に関して功績のあった個人や団体を表彰する和歌山税務署の今年度(2019年度)の納税表彰式が、きょう(13日)和歌山市のホテル・グランヴィア和歌山で行われました。
これは、11月11日から17日の「税を考える週間」の一環として行われているものです。
今年度は、長年にわたって申告納税制度の普及と発展につとめ、電子申告システム「e―Tax(イータックス)」の利用拡大に貢献した、いずれも和歌山納税協会の勝本僖一(かつもと・きいち)副会長と出口隆之助(でぐち・たかのすけ)理事、それに有本圭吾(ありもと・けいご)理事に和歌山税務署の篠田篤司(しのだ・あつし)署長から和歌山税務署長表彰が贈られたほか、租税教育の推進に尽力した和歌山納税協会の片山博臣(かたやま・ひろおみ)会長や、和歌山市立藤戸台(ふじとだい)小学校の堀本純平(ほりもと・じゅんぺい)校長らに、表彰状や感謝状が贈られました。
続いて「中学生の税についての作文」で優秀な成績を収めた3人の生徒が作文を朗読しました。このうち、国税庁長官賞を受賞した県立向陽中学校3年の小谷高司(こたに・こうし)さんは、運転免許証を返納した京都に住む大叔父(おおおじ)が電車賃の補助を受けている話を聞いて、交通事故削減を実現するための税の有効な使い方について考察しました。