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「HOKA HEY!」 4日まで和市で開催(写真付)

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アメリカの先住民の言葉「HOKA HEY!(ホッカ・ヘイ)」をテーマにした絵画や木工製品の展示会が、きのう(11/2)から、和歌山市本町のギャラリーで開かれています。

「HOKA HEY!」は、日本語で「きょうは死ぬのにとても良い日だ」という意味で、かつては、1860年代にアメリカ合衆国の陸軍と激しい戦闘を繰り返した、アメリカ先住民の戦士が戦いに突入する際の雄叫びとして使っていました。

戦車に挑むクレイジーホース

展示会では、アメリカ先住民、ラコタ・スー族の戦士、シッティング・ブルの肖像画や、戦車の大砲に槍を突き刺す戦士、クレイジー・ホースの絵が展示されているほか、命の水を汚染される恐れのあるパイプライン建設の反対運動が展開されているアメリカ・ノースダコタ州のスタンディングロックでの抗議活動が風刺画として描かれています。

スタンディングロックを描いた絵

主催した「Non―chan(のんちゃん)NIJIIRO factory(にじいろ・ファクトリー)」の代表で、和歌山市の自然探求家、徳永統子(とくなが・のりこ)さんは、「ホッカ・ヘイには、きょう死んでも不満はない、という意味が込められていて、この言葉があれば、怒りや恨みなどこの世に存在しないと思います。自然への感謝や畏敬の念といった、戦後、日本人がどこかに置き忘れてきたものを感じてもらえれば」と話しています。

シッティング・ブルの肖像画と徳永さん

展示会は、あす(11/4)の午後3時半まで和歌山市本町4丁目の本町公園ギャラリーで開かれています。

 


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