コンビニ大手のローソンと和歌山市のスーパー・松源は、和歌山産のみかんと梅のジャムを使った2種類の菓子パンを共同開発し、来月(11月)5日から期間限定で近畿地区のローソンと松源でそれぞれ販売します。
これは、ローソンと包括連携協定を結んでいる和歌山県が仲介役となって実現した県産食材の発信事業のひとつです。
2種類の菓子パンのうち「まるでみかんみたいなパン」はみかん色の生地でミルククリームを包んで焼き上げ、仕上げに県産みかんのゼリーを注入していて、見た目もみかんにそっくりな仕上がりです。
もうひとつの「蒸しパンサンド」は、ハチミツ風味の蒸しパンの中に県産の梅ジャムをはさんだ一品です。
これらはいずれも1個税込み127円で、来月5日から18日までの期間限定で、近畿地区のローソンおよそ2400店舗と、松源39店舗でそれぞれ販売されます。
ローソン近畿商品部の中津川哲弘(なかつがわ・てつひろ)部長は「コンビニとスーパーの垣根を取っ払い、和歌山の美味しさを広げていきたい」と意気込みを語りました。松源の近藤雄資(こんどう・ゆうすけ)営業本部長は「私たちが日頃行っている地域密着・地域発信に合致するもので、県内や県外にしっかりPRしたい」と話しています。
なおローソンでは松源とのコラボレーションとは別に、同じく来月5日から近畿限定商品として、蒸し鶏と紀州産梅干し入りの「揖保乃糸(いぼのいと)にゅうめん」と、湯浅醤油を使用した「焼きおにぎり」も販売します。