秋恒例の「和歌山城公園菊花展(きっかてん)」が、きょう(23日)から和歌山市の和歌山城公園で始まりました。
菊花展は毎年この時期の恒例行事で、63回目となることし(2019年)も「和歌山菊の会」の会員が手作りした大菊(おおぎく)や盆栽菊(ぼんさいぎく)などおよそ250鉢が展示されています。
きょう午前10時から、会場の和歌山城・表坂登り口付近で行われた開会式では和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長と、和歌山市議会の松井紀博(まつい・のりひろ)議員、それに和歌山菊の会の松本貞(まつもと・ただし)会長がテープカットで開幕を祝いました。
展示スペースには、茎の高さや花の大きさを肥料などで調節した黄色や白などの菊が、テントの中にきれいに並べられています。
松本会長は「ことしも猛暑で栽培が大変だったが、和歌山市のPRに繋がれば嬉しい」と話しています。
第63回「和歌山城公園菊花展」は来月(11月)17日までで、来月3日には即売会が行われるほか、来月1日から6日までは、菊作りに関する相談窓口も設けられます。
そして優秀な菊を育てた出品者への表彰式は、12月5日の午前10時から、和歌山市中央コミュニティーセンターで開かれます。