近畿地方は南岸付近に前線が北上し、湿った空気の流れ込みが強まっていて、和歌山県南部では断続的に激しい雨が降っているところがあります。この雨のためＪＲ紀勢線は紀南地方の一部区間で運転を見合わせているところがでています。
和歌山地方気象台によりますと新宮地方ではきょう（１８日）午後３時半までの３時間に７０ミリの激しい雨が降ったほか、那智勝浦町色川で３５.5ミリの激しい雨が降りました。
２４時間の雨量は新宮で２４０ミリを超えていて、串本町潮岬では、１１９.５ミリを記録するなど大雨になっています。
この雨の影響でＪＲ紀勢線は新宮駅と周参見駅の間で運転を見合わせていましたが、午きょう（１８日）午後４時前に、新宮駅と串本駅間を除いて運転を再開しました。
またＪＲ東海が管理する紀勢線の新宮駅と三重県の一部区間でもきょう（１８日）午後４時現在運転を見合わせています。
この大雨のため、和歌山県は本庁と東牟婁振興局に水防配備態勢第２号を発表し、警戒に当たっています。
県によりますと、きょう（１８日）午後４時現在、大雨によるケガ人や家屋への被害は報告されていません。