橋本市でことし(2019年)4月、住宅にガソリンがまかれ、母屋が全焼した事件で現住建造物等放火罪の疑いで逮捕、起訴された男がきょう(15日)、この家に住む20代の女性に付きまとったなどとしてストーカー規制法違反の疑いで橋本警察署に再逮捕されました。
逮捕されたのは、京都市西京区桂南巽町(にしきょうく・かつらみなみたつみちょう)の無職岩田翔馬(いわた・しょうま)容疑者27歳です。
警察によりますと、岩田容疑者は、2018年秋までこの女性と交際していて、今年1月31日夜、帰宅途中の女性に声を掛けて付きまとい、5月5日未明には女性の携帯電話に無言電話をかけるなど、ストーカー行為を行ったもので、きょう(15日)午前10時半過ぎストーカー規制法違反の疑いで橋本警察署に再逮捕されました。
調べに対して岩田容疑者は火を付けた理由を「よりを戻したかった。火事になれば助けを求めてくると思った」と供述しています。
岩田容疑者は9月18日に現住建造物等放火と殺人未遂容疑で逮捕され、殺人未遂容疑に関して、和歌山地検は処分保留として捜査を続けています。