金融機関の職員を名乗り一人暮らしの高齢者女性からキャッシュカードや預金通帳をだまし取る特殊詐欺が、きのう(11日)午後、和歌山市内で2件発生しました。
被害に遭ったのは、いずれも和歌山市内に住む80歳代の一人暮らしの女性で、和歌山東警察署によりますと、1件目は、きのう(11日)午後4時半ごろ、「キャッシュカードは古くて使えないので特別に交換します」などと嘘の電話をかけ、男が女性宅を訪れてキャッシュカードを2枚、だまし取ったもので、これまでに現金およそ53万円が引き出されています。
また、2件目は、きのう(11日)午後8時ごろ、「令和になって今使っている口座が使えなくなった」などと嘘の電話をかけ、男が女性宅を訪れて預金通帳を1通、だまし取ったものです。
警察では、同一犯による犯行の可能性があるとみて捜査を進めるとともに注意を呼び掛けています。