今年で73回目を迎える赤い羽根共同募金運動がきょう(1日)から始まり、JR和歌山駅前などで街頭啓発活動が行われました。
今年度の募金活動はきょう(1日)から来年(2020年)3月末まで行われることになっていて、県内では初日のきょう(1日)JR和歌山駅前などで街頭啓発が行われました。
街頭活動では、和歌山県共同募金会会長の片山博臣さんが募金を呼びかけるために集まった自治体関係者や社会福祉協議会、民生員・児童委員会のメンバーらに「共同募金は地域の課題解決の活動を支えていて、期待がさらに高まっている」とあいさつし協力を呼びかけました。
参加した人たちは早速駅前で通勤や通学客らに募金を呼びかけ、募金者に赤い羽根を手渡していました。今年の統一テーマは、「じぶんの町を良くするしくみ」で、県内の募金目標額は1億4千600万円余りです。寄せられた募金は県内の社会福祉の充実や災害地へのボランティア派遣費用などに役立てられます。また最近は貧困などで食事が十分取れない子どもを支援する子ども食堂の運営や一人暮らしのお年寄りの集まりの場の活動などにも利用されています。