来月(11月)和歌山県内で開かれる「ねんりんピック紀の国わかやま2019」の安全祈願祭が、きょう(10月1日)和歌山市の紀三井寺(きみいでら)で行われました。
これは、日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」を構成する、和歌山市の和歌浦天満宮(わかうらてんまんぐう)と紀州東照宮(とうしょうぐう)、それに紀三井寺の3カ所を御朱印で巡る「和歌の浦急峻三社寺(きゅうしゅんさんしゃじ)巡り」がきょうから始まったことにあわせて行われたものです。
きょう午後2時から、紀三井寺の本堂で行われた安全祈願祭では、三社寺の神職や住職が祝詞(のりと)や読経(どきょう)で参加者の安全を祈願し、県の西川隆博(にしかわ・たかひろ)ねんりんピック担当参事らが参拝しました。
紀三井寺の前田泰道(まえだ・たいどう)貫主(かんしゅ)は「三社寺が連携した取り組みはこれが初めて。今後、色々なことで手を携えて、神仏の祈りを込めるきっかけになったら、とても嬉しく思います」とあいさつしました。
「ねんりんピック紀の国わかやま2019」は、来月(11月)9日に開幕し、12日までの4日間、県内各地を会場にして、60歳以上を中心に、あらゆる世代の人たちが、ゲートボールや健康マージャンなど27種目で交流を深めます。
また「和歌の浦急峻三社寺巡り」は、3カ所に共通する急峻な石段が参拝者には健康のバロメーターとなることから、1日で3カ所を巡り、御朱印をパンフレットに押した参拝者には、健脚の証として記念品が贈呈されます。