台風17号は、きょう(23日)午前9時に日本海沖で温帯低気圧に変わり、日本海を北東に進んでいます。
台風の影響で近畿地方でも強い風が吹き、和歌山市の友ヶ島できょう(23日)午前1時55分に34.4メートルの最大瞬間風速が吹いたほか、和歌山市でも午前2時13分に26.5メートルの最大瞬間風速を記録しました。
また関西空港では午前7時17分に24.2メートルの最大瞬間風速を記録するなど大阪湾沿岸で強い風が吹きました。
また雨も今月20日午前11時からきょう(23日)午前10時までの降水量は、那智勝浦町色川で111.5ミリ、古座川町西川で75.5ミリ、奈良県の下北山村佐田では171.5ミリの雨量を観測しました。
台風は温帯低気圧に変わりましたが、この温帯低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、近畿地方では大気の状態が非常に不安定になっていて局地的に雷雲が発生する恐れがあるため注意を呼びかけています。