大型の台風17号は、あす(23日)明け方から朝にかけて、和歌山県に最も接近するとみられ、紀北では暴風に警戒が必要なほか、全般に局地的な激しい雨に注意が必要です。
和歌山地方気象台が、午後5時すぎに発表した「台風17号に関する気象情報」によりますと、和歌山県では今夜遅くからあす朝にかけ、局地的に激しい雨が降る見込みです。予想される時間雨量は、いずれも多いところで、今夜は30ミリ、あすは40ミリ、あす午後6時までの24時間に予想される雨の量、は北部で120ミリ、南部は150ミリとみられています。
紀北では、今夜遅くからあす朝にかけ、南よりの非常に強い風が吹き、暴風となる見込みです。午後4時前に、和歌山市と海南市には暴風警報が発表されました。予想される最大風速は、海上が25メートル、沿岸部の陸上は20メートル、内陸は15メートルの見込みです。海上ではあすにかけて、うねりを伴ってしけるでしょう。