カジノを含む統合型リゾート・IRの誘致活動に、横浜市も参入したことについて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「造成済みの土地があって関空や大都市にも近く、和歌山は優位性がある」と述べ、改めて自信を示しました。
これは、きょう(17日)開かれた9月定例県議会で、無所属の会の中西徹(なかにし・とおる)議員の一般質問に対し、仁坂知事が答弁したものです。
中西議員は、横浜市の参入で、国が定める3カ所のIR候補地を巡って誘致競争が一段と激しさを増すなかで、改めて仁坂知事に意気込みを訪ねました。
仁坂知事は「和歌山マリーナシティは土地が造成済みで決まったらすぐにでも建物を整備できるし、関空や大阪などの大都市にも近く、マリンレジャー施設もあるので、和歌山は優位性がある。国に認定されることに自信を持ってIR誘致に取り組んでいる」と述べました。
その上で仁坂知事は「自信が過信になってはいけないので、国に認定されるよう、観光立国政策に資する優れた区域整備計画を作って、他の誘致自治体と正々堂々と競争したい」と話しています。