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大桑文化奨励賞授賞式(写真付)

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文化や芸術分野での活躍が期待される和歌山県在住や出身者を励ます、今年(2015年)度の大桑文化奨励賞に、和歌山市出身の作曲家・成本理香(なりもと・りか)さんと和歌山市在住の画家・土井久幸(どい・ひさゆき)さんが選ばれ、きょう(17日)、和歌山市のホテル「アバローム紀の国」で表彰式が行われました。

受賞する土井さん(11月17日 ホテルアバローム紀の国)

受賞する土井さん(11月17日 ホテルアバローム紀の国)

これは、和歌山市に本社のあるスーパーマーケットチェーン、オークワを創業した故・大桑勇(おおくわ・いさむ)さんが、大学への進学希望者の経済的支援と、芸術・文化分野での活躍が期待される人材を育てるため、1993年に設立した大桑教育文化振興財団が、毎年この時期に表彰しているものです。

ことしは、日本の古典的な音楽を取り入れた現代音楽を作曲している和歌山市出身の作曲家・成本理香さんと、和歌山市在住で、クレパスやパステルなどを使う画家の、土井久幸さんが選ばれ、大桑教育文化振興財団の大桑堉嗣(おおくわ・いくじ)理事長から表彰されました。

受賞する成本さん(11月16日 ホテルアバローム紀の国)

受賞する成本さん(11月16日 ホテルアバローム紀の国)

大桑理事長は「皆さんの活動は元気な和歌山の創出に貢献してもらえると思います。財団を運営する私たちの喜びは受賞した人たちからの活動の報告です。」と挨拶しました。

そして成本さんは「作曲家ですので、和歌山でコンサートをすることができればいいです」と話し、土井さんは「活動を認めていただいて光栄です。若い人たちへの支援をもっとしていきたいです」とそれぞれ喜びを話していました。

このほか財団では、大学生57人に対して奨学金として1人あたり月3万円を贈ったほか、田辺祭(まつり)保存会や那智の扇祭り保存会など21の団体や個人にも援助金を贈りました。今年度の総額は3194万円に上るということです。


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