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今年度(2015年度)の有田市文化賞

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今年度(2015年度)の有田市(ありだし)文化賞の受賞者がこのほど発表され、文化功労賞に書道家で得正寺(とくしょうじ)住職の伊藤光碩(いとう・みつひろ)さん74歳と、写真家の照井四郎(てるい・しろう)さん67歳、文化奨励賞に書道家の川田京子(かわた・きょうこ)さん42歳が選ばれました。文化賞は該当者がありませんでした。

文化功労賞の伊藤さんは、幼い頃から父の光應(こうおう)さんに書を学んだのち、書道家の伊藤東海(いとう・とうかい)や天石東村(あまいし・とうそん)のもとで修行を重ね、1973年(昭和48年)に和歌山県展で知事賞、1980年(昭和55年)には無鑑査賞(むかんさしょう)を受賞しました。

現在は、住職のかたわら有田市美術展の書道の審査員や、書道教室などの指導者として育成を手がけています。

写真家の照井さんは秋田県横手市(よこてし)の出身で、有田市で写真館を経営するかたわら、二科展(にかてん)やJPS展、国際写真サロンなどで入選を重ね、阪神淡路大震災や東日本大震災、紀伊半島大水害での被災の記録を撮影し続けているほか、写真教室の講師を務めるなど多くの人々に魅力を伝えています。

文化奨励賞の川田さんは岡山県倉敷市出身で、幼い頃から書道を続けていて、いまは有田市内で書道教室を開くとともに、児童らに音楽に合わせて、ダンスや手拍子をしながら文字を書く「書道パフォーマンス」の指導も行っていて、書の楽しさを幅広い世代に伝えています。

有田市文化賞の表彰式は、今月25日の午後1時から、有田市文化福祉センターで行われます。


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