みなべ町と日本体育大学はきのう、「スポーツ・健康に関する協定」を結ぶ調印式を、みなべ町役場で行いました。
これは、日本一の梅の産地で、「梅で健康のまち宣言」をしているみなべ町が、町民の健康増進をはかろうと、日本体育大学と協定を結んだものです。
みなべ町の小谷芳正(こたに・よしまさ)町長と日本体育大学の松浪健四郎(まつなみ・けんしろう)理事長が協定書に調印し、互いに取り交わしました。
小谷町長は、「南海トラフ巨大地震の大津波から自らの脚で逃げ切れるよう梅を食べてスポーツに取り組んでいます。日体大に協力していただき、町民がスポーツに親しめるよう取り組んでいきたい」と挨拶しました。
日体大は、スポーツの振興や健康づくりに協力して、地域の再生や創生につなごうと全国の小さな自治体と協定を結んでいて、和歌山県内では紀の川市と北山村とも協定を結んでいます。
きょうの調印式で、松浪理事長は、「みなべ町が健康寿命日本一であることを証明するための調査研究などを行って、梅の効用を強調したい。
子どもたちの夢とお年寄りに健康に協力たい」と挨拶しました。
協定書では、学生や教職員、指導者との相互の交流をはじめ、互いのイベントや施設利用など具体的な協力について話し合うということです。