和歌山県は、スマートフォンで思い思いの写真を投稿するコミュニケーションサイト「Instagram(インスタグラム)」のイメージガールに、和歌山市出身のファッションモデル・本谷紗己(ほんたに・さき)さんを起用することになり、きょう(27日)、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から委嘱状が交付されました。
本谷さんは1990年・和歌山市生まれの25歳、大阪の事務所に所属するファッションモデルで、東京ガールズコレクションの「MissTGC2014」で準グランプリに輝いたほか、主婦の友社のファッション誌「S Cawaii!(エスカワイイ)」の専属モデルを務めています。
県では観光や特産品など地域の魅力を発信しようと、ことし5月「Instagram」の公式アカウントを取得し、これまでに国体マスコットキャラクター「きいちゃん」や和歌山電鐵の「たま駅長」の写真などを連日配信していて、今月1日現在でおよそ4100人の「フォロワー」と呼ばれるファンを集めていますが、さらに情報発信力を強化しようと、和歌山出身の本谷さんをイメージガールに起用したものです。
きょう午前、県庁の知事室で仁坂知事から本谷さんに委嘱状が手渡され、仁坂知事は「和歌山県の魅力発信に協力して欲しい」とあいさつしました。
和歌山市の片男波海岸がお気に入りという本谷さんは「地元に役立てる事が夢でした。全国の人に和歌山へ来てもらえるよう頑張ります」と意気込みました。
県・情報政策課は県内の名所やおしゃれなスポットなどで撮影した本谷さんの写真を定期的にInstagramで発信することにしています。